豆知識

2016年2月27日

歯の生え変わりの秘密

サメは、一生で何度も歯が生え変わるそうです。
人間の歯も何度も生え変わればいいのに、と思いませんか?

人間は、乳歯から永久歯に1度だけ生え変わります。
まれに、永久歯が欠損している方や高齢になっても乳歯が残っている方もいますが、やはり一生で1回生え変わるのが一般的です。

でも、どうして1回しか生え変わらないのでしょう。

かつて、人間の歯は武器や道具として使用され、歯の強さは大事な要素でした。
多用な食事を楽しむにも、噛む力に耐えられる丈夫な歯が必要です。
しかし、子どものあごでは小さく、そこに収まる歯の数や大きさ・強さには限りがあります。
そのため、あごが成長してから強く大きな歯に変わる方法がとられているのだろうといわれています。
また、強くて丈夫な永久歯を準備するのに5年くらいかかるので、乳歯は永久歯が生えてくるまでの仮の歯という見方もあります。

しかし、これは歯が生え変わる理由はなんとなく理解できても、1回しか生え変わらない理由が分かりませんね。

サメは何度も生え変わる反面、歯は折れやすくなっています。
人間の歯は1回しか生え変わらないけれども、丈夫で機能性に優れています。
サメ以外の動物たちも、それぞれの生活に合った歯の生え変わりシステムを備えています。
人間の歯が1回しか生え変わらないのは、それが人間にとってベストな選択だったのでしょう。

いずれにしても、1回しか生えてこない永久歯。
大切にしたいですね。

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