豆知識

2016年3月29日

歯科治療でのX線・CT

歯科医院の治療では、必要に応じてX線やCTが使われます。

今回は、医療行為による被ばくの不安を抱える方に、歯科の検査で使われているX線やCTの放射線量をお伝えしたいと思います。

まずは、放射線とは何か、被ばくとは何かを簡単に確認しましょう。

放射線は光の仲間で、物質を通り抜ける透過性をもっているものです。
X線を利用したレントゲンが、目で見えない身体の中を映し出すことから、何となく想像がつくのではないでしょうか。

私たちは常に、大地からの放射線や宇宙からの放射線、大気中の放射線を浴び、食物や飲料に含まれる放射性物質を取り込んでいます。

被ばくとは、放射線にさらされること。
上記の通り、私たちの生活は常に被ばくとともにあるといっても過言ではありませんが、医療行為における被ばくの不安は、
通常以外の放射線をわざわざ浴びるところにあるのだと思います。

では、歯科治療でどの程度の放射線を浴びるのかみてみましょう。
歯科用CTは、1回の使用で0.1ミリシーベルト。
これは、東京からニューヨークに飛行機で行ったときに、宇宙から浴びる放射線量と同等程度になります。
歯科におけるX線写真1回あたりの被ばく量は、0.01ミリシーベルト。
これは、胸部X線写真による被ばく量の1/5程度になります。
歯科での検査における被ばく量は、大きな部位を扱う他の医療用検査と比較するとわずかです。

ページトップへ