豆知識

2016年5月 2日

歯は情報の宝庫

私たちの体には、日々、生きた証しが刻まれていきます。
大きなケガをすれば跡形としてのこりますし、暴飲暴食の習慣があればそれも刻まれます。

お口の中の歯は、小さいけれど持ち主がどんな人か伝える情報の宝庫です。

歯には、性別や年齢といった基本情報だけでなく、どのような生活をしているか、どんなものを食べているか、タバコを吸うのかどうかなどの情報までも刻まれています。

もちろん、歯を大切にする人かどうかも分かります。

歯のトラブルは、歯が持っている情報の一部が表に出た状態と考えることができます。

例えば、歯が欠けたりかむたびにあごに痛みが生じたりするのは、強いストレスにさらされ歯を食いしばることが多い人に見られる症状です。
歯ぎしりの習慣がある人や、スポーツで踏ん張る機会が多い人にも似たような症状が出ることがあります。

また、歯の治療歴は個人特定にも役立ちます。

ニュースで「歯型で身元を照合した」という話を聞くことがあります。
これは、歯が人体の中で特に硬い組織で、高温などの影響を受けにくいため。
さらに、むし歯の箇所や欠損箇所、治療の具合などすべてが一致している人はほとんどいないと考えられるためです。

歯が持っている情報は、いつ役立つとも分からない情報ですが、自身が生きた証しをしっかり刻んでくれる歯。
大切にしたいですね。

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