豆知識

ご利用ください!歯科医の託児サービス

子育てに一生懸命なお母さま、ついつい自分の歯のことを後回しにしてはいませんか?
そんなお母さまたちの味方、歯科医院での託児サービスについて紹介します。


●虫歯の治療を先延ばしにしていませんか?

小さなお子さまがいると、正直いって歯の治療を受けるのを躊躇されている方も多いでしょう。

「実家が遠くて......」
「そう頻繁にママ友にも預かってもらえないし」
「歯科医院で泣き出したらどうしよう」
「赤ちゃんを抱っこして治療なんてできるの?」

などなど、心配なことがたくさんあります。
でも妊娠中や産後にかけては、生活習慣やホルモンバランスの変化により、虫歯や歯周病が進行しやすい時期でもあるのですからケアがいつも以上に必要なのです。
さらに、お母さまの歯の健康は、ご本人はもちろんお子さまにとっても非常に重要なことなのです。


●お子さんの虫歯予防はお母さんの歯の健康から!

なぜ子供が虫歯になるかご存じでしょうか?
その原因は「虫歯菌」にあるのです。
簡単にいうと、口の中の虫歯菌が糖分をエサとして食べ、その後出した酸が歯を溶かしてしまい、虫歯になるのです。
でも、生まれたばかりの赤ちゃんの口のなかには「虫歯菌」は存在しません。

ではなぜ子どもが虫歯になってしまうのでしょうか?
それは、虫歯菌が大人から「感染」してしまうからなのです。
多くの場合、虫歯菌はお母さまをはじめとする身近な大人から感染します。
虫歯菌の感染を防ぐためには、お母さまの口のなかから虫歯菌をできるだけ減らしておくことがとても大事です。
ですから、必要な時にはすぐに受診することが望ましいのです。


●託児サービスをご利用ください!

当院では、小さなお子さまを持つお母さまが受診できるように、託児サービスを実施しています。
当院2階の託児室で、1人で待合室で待つことができないお子さま(生後3カ月から就学前)を保育士がお預かりします。
お子さまが保育士と楽しい時間を過ごしている間にお母さまは安心して治療を受けることができますよ。
ご自身のそしてお子さまの歯の健康のためにも、ぜひ利用してください。

なお、ご利用の際は事前に電話にてお子さまの人数と年齢をご連絡ください。

あなたはご存じですか? 歯の構造

みなさんはご自身の歯の構造についてどのくらいご存じでしょうか?
「歯」と「歯茎」をもっと掘り下げて説明しましょう。

歯茎から出ている部分を「歯冠」、歯茎に埋まっている部分を「歯根」といいます。
そして歯冠の表面部分を「エナメル質」と呼んでいます。
これは人間のカラダの中でもっとも硬く、ダイヤモンドの強度を10とすると6~7位、水晶と同等の硬度があります。
厚さは永久歯の場合で2~3mm程度です。
その下の部分が「象牙質」で、いわゆる歯の本体にあたります。
エナメル質より軟らかいので、虫歯菌がこの部分にまで到達すると一気に進んでしまいます。
象牙質の下にあるのは「歯髄」(しずい)で、歯の神経が通っている部分です。
ここまで虫歯が進むと激しく痛み、夜寝られなくなることもあります。
ちなみに歯の神経を抜くことを「抜髄」(ばっずい)といいます。

歯茎に埋まっている「歯根」にも色々な役割があります。
歯根の象牙質部分の表面を覆っているのが「セメント質」、歯を支える骨を「歯槽骨」、「歯槽骨」と「歯根」の間にある膜が「歯根膜」です。
歯周病が進行してしまうと歯が抜けてしまいますが、これは歯周病菌が歯槽骨を溶かして歯がぐらぐらになってしまうからなのです。

歯の構造がわかると、虫歯や歯周病を予防することがとても大事だとあらためてわかりますね。

歯ぎしりには悪影響がいっぱいあります

「昨日、歯ぎしりすごかったよ」とご家族に指摘されたことはありませんか?
睡眠中の歯ぎしりは決して珍しいことではなく、人口の5~15%程度は睡眠中に歯ぎしりをすると言われています。
中には、5分間もギリギリと歯をすり合わせたり、合計で一晩何十分間も歯を食いしばっている人もいるのです。
そんな時、奥歯には70kg前後の力がかかることもあります。ちなみに食事の時の噛む力は10kg程度です。

歯ぎしりの原因は、ストレスや遺伝、飲酒や喫煙などの生活習慣などが関係あると言われています。
歯ぎしりを続けていると、歯はすり減ってきます。
結果的に歯が欠けたり、根本から折れることもあるのです。
時間とお金をかけて入れたインプラントやセラミックの歯もダメージを受けることがありますし、歯周病が悪化することもあります。
本当にすごい力ですね。

ご自身の歯ぎしりを指摘されることが多かったら一度歯科医を受診してください。
歯の摩耗の状態、朝起きた時に筋肉がこわばっていないか、歯ぎしりのせいで顎の筋肉が発達してエラが張っていないかなどをチェックします。
その結果、生活習慣改善の指導をしたり、他の病気が疑われる場合は、診療科を紹介したりします。

すぐに治療が必要だったり歯ぎしりが続く場合は、睡眠時にかぶせる樹脂製のマウスピースをつくります。
こうすることで、歯や顎にかかる力を減って歯の摩耗や欠損を防ぎ、歯周病悪化や顎関節症の予防にもつなげることができます。

「歯」と「胃腸」の意外な関係

「虫歯を放っておくと胃も悪くなる」と言われたことがある人は多いのではないでしょうか?
ここでは、「虫歯」と「胃腸」の明確な因果関係についてご説明しましょう。

一般的に消化器官といったら胃腸が思い浮かびますが、実は最初の消化器官は「口」なのです。
口に運ばれた食べ物は歯によって噛み砕かれ、消化作用のある唾液と混ざり合います。
よく噛めば、その分唾液に触れる面積が増えます。
消化されやすい状態になってから胃に送られるので、胃に余計な負担を掛けずにすむのです。

また、唾液には消化作用はもちろん、特に強い殺菌作用があります。
さらに、発がん性物質の働きを抑制する機能もあるので、よく噛んで唾液を分泌させることはとても重要なのです。

もし、虫歯や歯並びが悪い状態でものを食べ続けると、食べ物は十分に砕かれずに、しかも唾液とよく混ざり合うことなく胃の中に送りこまれることになります。
すると胃に対する負担が大きくなりますし、ついつい柔らかく食べやすいものばかり選択するので、栄養も偏ってしまいます。
若く健康であるときはいいのですが、加齢とともに胃に対するダメージは積み重なり、結果的に慢性的に胃の調子が悪くなってしまうのです。

実際、虫歯を治療したり、歯並びを矯正したところ、胃腸もよくなった方が多くいらっしゃいます。
噛むという行為はあまりにも日常的ですが、健康に対して大きな影響を持っていることがわかりますね。

身体に優しく見た目も綺麗な審美歯科

笑った時に銀歯が見えるのを気にする人は決して少なくはありませんよね。
たとえそれが奥歯だったとしても、口を大きく開けることに抵抗を感じるから銀歯は嫌いだと言う人はきっと多いことでしょう。
このように、銀歯は見た目のデメリットの方が目立つため、その他のリスクに関してはスルーされてしまうことが多いようですが、実際は健康面へのデメリットの方がより深刻だと言われています。
ではなぜ、虫歯治療で使われる銀歯が人間の健康を害すると言われているのでしょうか。
それは、銀歯の材料として使われる「金属」が、金属アレルギーの原因になったり、汚れをよせつけたり、人体に有害な物質が含まれている。
こういった背景もあり、最近では銀歯からセラミックに変えるために審美歯科に通う人も軒並み増えてきているようです。
セラミックのメリットとしては、銀歯のような心配がないだけでなく、汚れが付きにくい素材のため虫歯や歯周病になりにくく、口臭を未然に予防してくれる働きも期待できます。
また、金属イオンによる歯の黒ずみもないため、いつまでも清潔感のある白い歯でいることができるのも、大きなメリットと言えるでしょう。
最先端の審美歯科では、費用や治療期間を抑えるだけでなく、歯を削る量をなるたけ少なくして、色も自然な仕上がりになる「ダイレクトボンディング」と言った治療法も大変人気となっているようです。

健康な歯でスポーツを楽しもう

今年はオリンピックイヤー。
東京オリンピックを次期に控えて、日本人選手の活躍が光りました。
もしかしたら、選手たちが頑張る姿に触発されて、何かスポーツをしようと思った人もいるかもしれません。

今回は、スポーツと歯の健康についてお話ししたいと思います。

もし、歯が1本もなかったとしてもスポーツは楽しめるでしょ!と思うかもしれませんね。
確かに、歯がなくても走ったり投げたりスポーツをすることはできるかもしれませんが、よい成績をあげることは難しく、楽しめないのではないでしょうか。

スポーツでは、歯をかみしめることで大きなパワーを発揮するといわれています。
歯をしっかりかみしめられることは、集中力にもつながります。
また、歯がしっかりかみあうことは姿勢を安定することにもつながります。

スポーツのスーパープレーは、安定した姿勢から作られる美しく正確なフォームに、集中力とパワーが伴ってこそもたらされるのではないでしょうか。
だとするならば、しっかりかみしめられる歯は、スポーツをする上で大きなポイントとなりますね。

歯の健康は、栄養をしっかりとってスポーツを楽しめる体を作るという点でも大切です。

スポーツをしているという方も、これからスポーツを始めようかなという方も、定期的に歯科医院でお口のチェックを受けて、スポーツを楽しんでくださいね。

入念な歯磨きの落とし穴

歯の健康を考える上で、毎日の歯磨きが非常に大切です。
痛いむし歯も進行すると恐ろしい歯周病も、歯に付着した汚れや汚れなどが固まってしまった歯石も、適切な歯磨きができていれば無縁でいられる可能性があります。

この歯の健康の土台ともなる歯磨き、実は、適切にできている人はほとんどいません。

世界的にみると、日本人はよく歯を磨いている方です。
それなのに、むし歯は後を絶たず、歯周病は国民病とまで呼ばれるほど。
その原因の一端は、歯磨きの仕方にあるといわざるを得ません。

よくあるのは複雑な歯の形状、並び方などに対応できずみがき残しが生じているケース。
これは、染め出してみると簡単に発見できます。

また、よく歯磨きをする国民性であるが故の歯磨き失敗例。
磨き過ぎ。
力いっぱいゴシゴシ。
思いっきり磨いている感じにはなりますが、力を入れ過ぎると歯ブラシの毛がつぶれてしまいます。
歯ブラシの毛が適切に当たらないので、汚れがあって力を入れているのにみがき残しができてしまいます。

さらに、力いっぱいの歯磨きは、歯茎や歯を傷める原因となります。
過剰な歯磨きは歯茎を後退させ、見た目も悪くなります。
歯に強い衝撃を与えることになるので、硬いといわれている歯の象牙質まで損傷してしまうこともあります。

お口の健康に大切な歯磨きですが、実際、手ほどきを受けられる機会はあまりありません。
歯科医院に来た時は、ぜひ、スタッフに歯磨きのコツを聞いてみてくださいね。

保険対象外の治療のお支払い

歯科医院の治療では、保険診療の対象外となるものも少なくありません。
しかし、支払いの不安から、今できるベストな治療を先延ばしにするのはおすすめできません。

まず、歯科医院での診断は、患者さまの今のお口の状態に対するものです。
もしかしたら、1カ月後、半年後、大きく事情が異なっているかもしれません。
ましてや、1年後ではどれだけお口の中が変わっているのか不明です。
一般的に、放置すると時が経てば経つほど状況は悪化する傾向にあります。

よって、「治療費が貯まるまで待とう」というのは、あまりおすすめできません。


そこで、ぜひ、知ってほしいのは、保険対象外の治療の支払いにクレジットカードやデンタルローンが使えることです。
クレジットカードは、お手持ちの物を使うことができます。

デンタルローンは、歯科治療費に限定したローンで、自費治療の場合利用することができます。
治療を妥協したくない方、先延ばしにしたくない方におすすめです。

デンタルローンでのお支払いをお考えの方は、返済方法や申し込み方法など歯科医院の窓口にご相談してみるとよいでしょう。

歯科治療に使われる金属

歯科治療で使われるインレーやクラウン。
このインレーやクラウンには、金属が使われているものが少なくありません。
多くの方がご存知の、いわゆる金歯、銀歯と呼ばれるものは、金属を使用しているインレーやクラウンの代表格といえるでしょう。

レジンやセラミックといった非金属もあるのに、なぜ、金属のインレーやクラウンは使われているのでしょうか。

見た目が気になる、金属アレルギーが心配などの声をきくこともありますが、金属は加工性、耐久性、コストの点で優秀な素材です。
私たちの歯は非常に複雑で繊細な形をしていますので、歯科治療で用いる素材はその複雑で繊細な形を再現できるような加工性の高さが求められます。

さらに、私たちが食事をとる時、かむたびに大きな力がかかっています。
そこで、1日3回の食事を何年にもわたって楽しめるような耐久性も重要です。
硬い素材であることは大切ですが、かみ合う歯をキズつけてはなりませんので、適度なやわらかさも求められています。

現在、歯科治療で使われている金属は、複数の金属を合わせた合金が使われています。

歯は情報の宝庫

私たちの体には、日々、生きた証しが刻まれていきます。
大きなケガをすれば跡形としてのこりますし、暴飲暴食の習慣があればそれも刻まれます。

お口の中の歯は、小さいけれど持ち主がどんな人か伝える情報の宝庫です。

歯には、性別や年齢といった基本情報だけでなく、どのような生活をしているか、どんなものを食べているか、タバコを吸うのかどうかなどの情報までも刻まれています。

もちろん、歯を大切にする人かどうかも分かります。

歯のトラブルは、歯が持っている情報の一部が表に出た状態と考えることができます。

例えば、歯が欠けたりかむたびにあごに痛みが生じたりするのは、強いストレスにさらされ歯を食いしばることが多い人に見られる症状です。
歯ぎしりの習慣がある人や、スポーツで踏ん張る機会が多い人にも似たような症状が出ることがあります。

また、歯の治療歴は個人特定にも役立ちます。

ニュースで「歯型で身元を照合した」という話を聞くことがあります。
これは、歯が人体の中で特に硬い組織で、高温などの影響を受けにくいため。
さらに、むし歯の箇所や欠損箇所、治療の具合などすべてが一致している人はほとんどいないと考えられるためです。

歯が持っている情報は、いつ役立つとも分からない情報ですが、自身が生きた証しをしっかり刻んでくれる歯。
大切にしたいですね。

歯科治療でのX線・CT

歯科医院の治療では、必要に応じてX線やCTが使われます。

今回は、医療行為による被ばくの不安を抱える方に、歯科の検査で使われているX線やCTの放射線量をお伝えしたいと思います。

まずは、放射線とは何か、被ばくとは何かを簡単に確認しましょう。

放射線は光の仲間で、物質を通り抜ける透過性をもっているものです。
X線を利用したレントゲンが、目で見えない身体の中を映し出すことから、何となく想像がつくのではないでしょうか。

私たちは常に、大地からの放射線や宇宙からの放射線、大気中の放射線を浴び、食物や飲料に含まれる放射性物質を取り込んでいます。

被ばくとは、放射線にさらされること。
上記の通り、私たちの生活は常に被ばくとともにあるといっても過言ではありませんが、医療行為における被ばくの不安は、
通常以外の放射線をわざわざ浴びるところにあるのだと思います。

では、歯科治療でどの程度の放射線を浴びるのかみてみましょう。
歯科用CTは、1回の使用で0.1ミリシーベルト。
これは、東京からニューヨークに飛行機で行ったときに、宇宙から浴びる放射線量と同等程度になります。
歯科におけるX線写真1回あたりの被ばく量は、0.01ミリシーベルト。
これは、胸部X線写真による被ばく量の1/5程度になります。
歯科での検査における被ばく量は、大きな部位を扱う他の医療用検査と比較するとわずかです。

歯の生え変わりの秘密

サメは、一生で何度も歯が生え変わるそうです。
人間の歯も何度も生え変わればいいのに、と思いませんか?

人間は、乳歯から永久歯に1度だけ生え変わります。
まれに、永久歯が欠損している方や高齢になっても乳歯が残っている方もいますが、やはり一生で1回生え変わるのが一般的です。

でも、どうして1回しか生え変わらないのでしょう。

かつて、人間の歯は武器や道具として使用され、歯の強さは大事な要素でした。
多用な食事を楽しむにも、噛む力に耐えられる丈夫な歯が必要です。
しかし、子どものあごでは小さく、そこに収まる歯の数や大きさ・強さには限りがあります。
そのため、あごが成長してから強く大きな歯に変わる方法がとられているのだろうといわれています。
また、強くて丈夫な永久歯を準備するのに5年くらいかかるので、乳歯は永久歯が生えてくるまでの仮の歯という見方もあります。

しかし、これは歯が生え変わる理由はなんとなく理解できても、1回しか生え変わらない理由が分かりませんね。

サメは何度も生え変わる反面、歯は折れやすくなっています。
人間の歯は1回しか生え変わらないけれども、丈夫で機能性に優れています。
サメ以外の動物たちも、それぞれの生活に合った歯の生え変わりシステムを備えています。
人間の歯が1回しか生え変わらないのは、それが人間にとってベストな選択だったのでしょう。

いずれにしても、1回しか生えてこない永久歯。
大切にしたいですね。

自分では分かりにくい歯の本数

物を食べたり、しゃべったり、毎日大活躍の口。
そんなお口のことで「なぜ」と思ったことはありませんか?

口の中は人それぞれ。
歯の形や並び方、色、大きさ...みんなそれぞれ違います。
実は、歯の本数も人それぞれなんですよ。

永久歯は28本、乳歯は20本が標準です。
永久歯は上下左右に1本ずつ親不知(おやしらず)があるとすると、32本になります。

親不知は全くない人もいれば、4本ある人もいるので、そこで、歯の本数に差が出るのは何となくわかりますね。

これ以外に歯の本数を左右するものとして、過剰歯、先天性欠損があります。
過剰歯は本数が多いケース、先天性欠損は歯が足りないケースです。

歯は、用意されていても何らかの理由で表に出てこないものもあるので、見た目だけで自分に歯が何本あるのかつかむことはできません。
レントゲン写真をとって初めて確認できるという状態です。

過剰歯は、表に出てこなければ基本的に歯を磨く必要も、虫歯になることもありません。
特に、これといって困ることはないように思えるかもしれませんね。
しかし、場合によっては永久歯の歯根を圧迫し、悪影響を及ぼすこともあるので、過剰歯があると分かったら診察した先生の見解を聞いてみるとよいでしょう。

歯の欠損は、早期に知ることで矯正などにより正常なかみ合わせにできる可能性があるので、生えてこない歯をいつまでも待っているのはよくありません。

歯ぎしりは放置していいの?

他の人から歯ぎしりを指摘されたり、他の人の歯ぎしりの音を聞いたりしたことはありませんか?

いびき同様、歯ぎしりの音も一緒に寝ている人にとって気になるものです。

残念ながら寝ている間の歯ぎしりは無意識の行為なので、やめようとしてもやめられるものではありません。
しかし、このまま歯ぎしりをただの癖として放置しても良いのでしょうか。

歯ぎしりは歯と歯をこすり合わせたり、時にはカチカチと歯を打ち鳴らしたりして音を出しています。
一見、ただ歯を合わせて音を出しているように見えるかもしれませんが、そこには強い力がかかっている可能性があります。
強い力がかかった歯ぎしりを続けると、歯が割れてしまうこともあります。

歯に強い力を掛けるということは、あごやその周辺にも負担がかかります。
寝て起きた時、なぜか疲れている、肩こりがひどくなっているということが思い当たる場合は要注意です。
詰め物が取れやすい人も、もしかしたら歯ぎしりが原因かもしれません。
歯ぎしりにより、歯周病や顎関節炎が悪化する可能性を指摘している人もいます。

歯ぎしりを根本的に治す明確な方法は確立されていませんが、歯科医院ではマウスピースを作ることで歯ぎしりによる負担を減らすことができます。

も歯ぎしりに心当たりがある方は、一度、歯科医院で相談してみてはいかがでしょうか。

お子さまの歯のケアは親が手本に

小さいお子さまの成長の早さには驚かされることがあります。
ついこの間まで歯ブラシを口に入れているだけだったお子さまが、歯の裏や奥歯を意識して歯ブラシを動かすようになっていることもありました。

そんな小さなお子さまの学習の元となっているのは、親御さんをはじめとする身近な大人です。

したがって、大人がしっかり歯を磨くところを見せてあげると、お子さまも見よう見まねで歯磨きをしてみるのだと思います。

これは、歯科医院の利用の仕方にも言えること。
親御さんがむし歯でなくても歯科医院に通い、歯のケアをしているところを小さいころから見てきたお子さまは、歯のケアのために歯科医院に行くことを当然のこととして受け入れるでしょう。
加えて、小さいお子さまにとって、親御さんと同じ歯科医院に通うことはうれしいことでもあるようです。

歯科医院に行ったら、お子さまにおうちで歯科医院での出来事を話してあげてください。
きっと興味深く聞いてくれることでしょう。
お子さまが歯科医院を身近に感じながら成長することで、将来、「こんなになるまでなぜ放置してしまったのだろう」と思うようなむし歯や歯周病の症例が少なくなれば幸いです。

当院では、平日の午前中に託児サービスを行っています。
小さいお子さまをお連れの方は、ぜひ、ご利用ください。

歯並びのご相談は早めがおすすめです

「最近、歯並びが乱れている人が増えている」と、きいたことはありませんか?

これには諸説あるようで、まずは、少子化により子ども一人一人に目が届き、結果、子どもの歯並びの乱れが見つけられやすくなったともいわれています。
生活や食事が変化したことを指摘する声もあります。
あごの大きさと歯の大きさのバランスが崩れてきていると指摘する人もいます。

日本は諸外国に比べ、歯並びに寛容な文化がありました。
糸きり歯が前に出ている八重歯の状態を、カワイイとみることもありました。

しかし、歯並びの乱れはしっかり噛めない、正しい発音ができないという問題の原因になります。
歯並びの乱れがあると歯ブラシが届きにくくなり、磨き残しの原因にもなります。
磨き残しは、虫歯や歯周病につながる歯垢の元となってしまいます。

諸外国ほどではありませんが、歯並びを気にする人も増えています。
子どものころから歯並びの乱れを認識していたのに放置してしまい、「あのときやっておけばよかった」と思うことも少なくないようです。

もし、歯並びの矯正をお考えならば、できるだけ早く歯科医院にご相談することをおすすめします。
子どものうちは、まだ早いと考えるかもしれませんが、早めに相談することで抜歯をせずに歯列を整えられる可能性もありますよ。

産後の通院

かつて、「産んだ子供の数だけ歯を失う」とごく普通に考えられていた時がありました。
今のお母さんたちはあまり言わないように思います。

では、お母さんたちのお口は虫歯や歯周病になりにくくなったのでしょうか?

去年4月、東京医科歯科大学の研究グループが、出産と残存歯の数に関する調査結果を発表しました。
それによると、残念ながら現代においても、出産を重ねた女性ほど歯を失っていることが指摘されています。
妊娠中の免疫力の低下やホルモンバランスの乱れ、妊娠中のだ液量の減少などが原因となっているようです。

しかし、出産を終えたお母さんたちを見ていると、それだけでなく「育児期間中の事情」も一因にあるように見えます。
核家族化が進み、ほとんど一人で赤ちゃんをお世話している人も少なくありません。
お母さんたちの話を聞くと、育児に追われ歯を磨く時間もとれないこともあるようです。
また、お口の中で気になる部分があっても、赤ちゃん優先の生活ではなかなか歯科医院に来られないようです。

当歯科医院では平日の午前中ならば、お子さまを預かるスタッフがおりますので、ぜひ、その時間をご予約ください。
早期に治療すれば、歯を失わずに済むことがあります。
大きくなったお子さまとおいしい食事を楽しむためにも、産後のお口の健康を大切にしてくださいね。

お口にトラブルがない時こそ歯科医院に行こう!

日本人は約9割の人が毎日歯を磨いているのに、虫歯や歯周病などのトラブルは絶えません。
歯周病は国民の8割が感染している国民病とさえ言われています。

世界と日本人のお口を正確に比較できるデータは見つけられませんでしたが、日本人は歯磨きを一生懸命しているにもかかわらず、抜きんでた良好な口腔状態とは言えないようです。
歯科矯正に至っては、後進国とさえ表現されることもありますね。

世界の情報を探っていると、日本人の歯に対する意識の偏りが見えてきました。
「毎日の歯磨きを頑張るような意識の高さはあるけれども、歯が痛くならないと歯医者に行かない。」
どうやら、これが日本の特徴のようです。

歯科矯正の先進国として知られるアメリカでは、定期的な歯科検診が市民に浸透しているそうです。
歯の審美性に対する意識が高く、矯正同様、ホワイトニングも常識というほど浸透しているようです。
このような環境では、歯科医院は虫歯がなくても、歯にトラブルがなくても行くのが当たり前の場所なのです。

お口のトラブルを自覚していない状態での歯科医院受診は、虫歯や歯周病の予防や早期発見につながります。
早期に発見できれば治療が軽微なもので済む可能性が高く、時間や費用面から見ても有効です。
何より、痛い思いをしないで済むはずです。

「お口に特に異常はないから最近、歯医者に入っていないわ」という方、近いうちに歯科検診を予約してみてはいかがでしょうか。

歯の健康を保つためにとりたい、歯を強くする食べ物

毎日、同じように歯磨きをしていても、虫歯になりやすい人となりにくい人がいます。
何が違うのでしょうか。
もしかしたら、歯の強さが違うのかもしれません。

歯を強くするとして昔から知られているのがカルシウム。歯を構成する主成分として知られています。
その他で注目したいのは、歯の石灰化を調整するビタミンD、石灰化の材料となるリン。
(リンはその量によりカルシウムの排出作用がありますので、摂り過ぎにご注意ください)
さらに、ビタミンA、ビタミンC、たんぱく質も積極的にとりたい栄養素です。

これらを多く含む食べ物で特におすすめなのが大豆食品。
油揚げや凍み豆腐、納豆など種類が豊富です。
おすすめなのは豆腐。
夏は冷奴、冬は湯豆腐、みそ汁に入れてもいいですし、豆腐ハンバーグや麻婆豆腐もいいですね。
料理のバリエーションも豊かで取りやすいです。

その他、ワカメや海苔といった海藻類、サンマやイワシ、小魚といった魚類、カブや大根の葉、アーモンドやゴマなどもおすすめです。
ビタミンDを含むキノコ類も注目です。
カルシウムを多く含むとして多くの人が知っている牛乳やチーズ、ヨーグルトも取りたいですね。
柿やミカンは多くのビタミンCを含んでいます。
イチゴやキウイは、歯の石灰化を促すとして知られるキシリトールを多く含んでいます。

1つの食品にこだわるのではなく、歯を強くするいろいろな食べ物を組み合わせて長く続けたいですね。

生活習慣を整えることは歯にも良いことが

「早寝早起き(よく寝る)」、「3食ちゃんと食べる」、「よく遊ぶ(運動する)」と子どものころに言われた記憶がある方も多いと思います。
これらは正しい生活習慣の基本ともいわれる内容で、生活習慣予防のポイントともなる項目です。

この正しい生活習慣は、お口の健康という視点からもおすすめです。

まず、正しい食生活はだらだら食べの防止になります。お口の中に食べ物が入ることで、お口の酸性度が変化し虫歯になりやすい環境をもたらします。
通常、酸性に傾いたお口の中は、だ液などの働きにより時間をかけて中性に戻ります。間食が多いと常にお口の中に食べ物がある状態になるので、お口の中は酸性になりやすい。
つまり虫歯になりやすいと考えられます。

睡眠不足や運動不足、食生活の乱れはストレスの原因になります。ストレスがかかるとお口の中のだ液量が減少してしまいます。だ液には酸性になったお口を中性に戻す役割や、歯に着いた汚れを流す役割があります。だ液が減少するということは、お口が虫歯になりやすい環境になることといえるでしょう。

生活習慣の乱れにより生活習慣病に罹患してしまうと、歯科治療に特段の注意が必要になることや、歯科治療自体が困難となってしまう場合があります。
生活習慣の乱れによるストレスで抵抗力が下がっていると、歯科治療により感染症にかかってしまうリスクも高くなります。

お口の健康のために、ブラッシングと歯科医院での定期検診に加えて、生活習慣の見直しをしてみてはいかがでしょうか。

子どもの将来にも影響するお口の悪癖

子育てを経験したお母さまならば、「おしゃぶりを大きくなっても続けるとよくない」というのはご存じの方も多いと思います。
これは、子どもに多方面の影響が考えられるためですが、その中に不正咬合や出っ歯の問題が含まれます。

このおしゃぶりと同じような問題が、悪癖によってもたらされる可能性があります。
指しゃぶりや唇を噛む癖、舌を噛む癖、頬杖、舌で歯の内側を押す癖、口呼吸などが悪癖と呼ばれています。
これらはかみ合わせを乱すだけでなく、将来のお顔にも影響することがあります。

この悪癖のほとんどが歯並びに影響が考えられます。
おしゃぶりもそうですが指しゃぶりや舌を噛む癖を続けていると前歯が短くなり、奥歯がくっついていても前歯に隙間が生じてしまう状態を招くことがあります。
見た目にも悪く、大人になってから人前で口を開けるのが恥ずかしいなど問題を抱えることにつながります。

出っ歯や受け口は見た目が悪いだけでなく、唇を閉じにくくなることがあります。
唇を閉じようとすると、口元に力が入りしわが寄るなど不自然になります。 重症例では、唇を閉じることもできないケースがあります。

これを防ぐには、4,5歳以降は気が付いたらすぐにやめさせましょう。
成長途中にあるお子さまならば、悪癖をやめるだけで歯列が整い、かみ合わせも改善される場合があります。
しかし、素人判断は危険ですので、悪癖による歯の影響が見られたら一度、歯科医院で相談することをおすすめします。

お母さんのお口には虫歯の危険がいっぱい

歯科医院にはお子様の付き添いで、お母様も来ることが少なくありません。
子どもの歯を気に掛けることは大切ですが、お母さま自身のお口の中は大丈夫でしょうか?

かつて、「子ども一人産むごとに歯を一本失う」といわれていた時代がありました。
当時は、赤ちゃんの歯を作るため、お母さんの歯に含まれるカルシウムが溶け出すと思われていたので、そのように言われていたようです。
しかし、現在ではそのようなことはないことがわかっています。

でも、子どもを持つお母さんの生活を見ていると、上記とは違った理由で歯が危ないようにみえます。

子どもが生まれるとお母さんの生活は、これまでと一変したものになります。
育児に追われ、自分のことまで手が回らないという話も聞きます。

もしかしたら、歯磨きもおろそかになっていないでしょうか?

子どもがおやつを食べる年齢になると、子どもに合わせてお母さんもおやつを食べることが出てくるようです。
さらに、自分だけの間食を...というようなことをしてしまうと、断続的にほぼ一日中食べ物が口に入っていることになり、虫歯になりやすい環境を作ってしまっています。

子どもがなかなか寝てくれないなど、お母さんの生活が不規則になることもあるようです。
生活が不規則になるとストレスになり、免疫力も下がってしまいます。

こうなると、虫歯や歯周病にもかかりやすくなります。

お母さんの口腔内の菌は、子どもにも移りやすいことが知られています。
よって、子どもの歯を守るには、お母さんのお口のケアが大切になります。

お子様が歯科医院を受診する際は、お母さんも一緒に定期検診を受けてみてはいかがでしょうか。

子どもの歯を守るフッ素とキシリトール

お子様がいる方ならば、赤ちゃんの生えたての歯を見たことがあると思います。
透き通ったように白くきれいですね。
そんなお子様の歯もケアを怠ってしまうと虫歯になってしまう可能性があります。

そこで、虫歯の予防には第一に歯磨きですが、今回はたびたび耳にするフッ素やキシリトールに注目して見ましょう。

<フッ素の効果>

フッ素にはまだ穴の開いていない初期虫歯において、歯の再石灰化を促進し柔らかい乳歯の表面を強くしてくれます。
歯科医院では定期的なフッ素塗布を行っていますので、興味のある方はぜひご相談ください。
その他、フッ化物洗口やフッ化物が入った歯磨き粉を使用する方法があります。
効果的に使用するには濃度などのポイントがありますので、お気軽にスタッフにお尋ねくださいね。


<キシリトールの効果>

キシリトールは甘いのに虫歯の原因にならず虫歯を防いでくれるという、甘いものが大好きなお子様にはもってこいの甘味料です。
虫歯の原因となる酸を作らず、歯垢をつきにくくし、虫歯菌の働きを弱めてくれます。ガムの形で販売されていることが多く、 おおむね3カ月ほど継続することで効果が期待できます。
効果的な摂取の仕方はスタッフにお尋ねくださいね。


フッ素やキシリトールは子供だけでなくもちろん大人にも有効です。
小さい子の虫歯は大人から菌が移ってできるともいわれています。
ぜひ、フッ素やキシリトールを活用して親子で虫歯予防をしてみてくださいね。

定期的な歯科検診が必要な理由

自分の歯に関心を持つ人が増えたとはいっても、まだまだ日本は歯の健康に関しては後進国であると言わざるを得ません。
というのも、虫歯や歯茎の出血などが起きてからやっと治療に行く人が多いからで、中には歯が痛くてごはんも食べられないのに我慢してしまう人もいます。
こんなことを続けていれば、70歳を過ぎる頃には自分の歯はほとんどなくなってしまいますよね。

お口の健康に対する意識が高い欧米諸国では、数ヶ月ごとの定期検診が習慣となっています。
特に自覚症状がなくてもとりあえず歯科医院で歯をチェックしてもらうことで、ごく初期の虫歯や歯茎の異常などを早期に発見して取り除くことが可能となり、健康な歯を保ったまま年をとることができるのです。
検診の結果、なんらかの問題が見つかったとしても、すぐに治療に取りかかれば治療費も少なくて済みます。
いいことずくめの定期検診、さっそく今日から始めてみましょう!

また、定期健診と併せて、自宅で正しいお手入れを続けていくことも大切です。
一度歯科医院で自分の歯の形に合った磨き方を指導してもらい、毎日丁寧にブラッシングしましょう。
フロスや歯間ブラシも使うともっと効果的です。
そして、食事や間食の取り方にも気をつけましょう。
だらだらと食べていると口の中が酸性に傾いて歯が溶けやすくなるので、時間を決めて食べることが大切です。

あなたの歯の役割 犬歯(糸切り歯)の役割

<犬歯の別名>

「犬歯」は、上下の顎にそれぞれ一対ずつあり、食べ物を切り裂いたり噛んだりする際に使われる歯です。
上顎犬歯・下顎犬歯とそれぞれ名前がついています。

犬で良く発達しているため、「犬の歯」で「犬歯」と呼ぶようになったという説もあり、他の別名としては、槍のように先端が尖っていることから「尖頭歯」と呼ぶこともあるそうです。

また、縫い物などをする際に、糸を引っ掛けて切ることも出来るため、「糸切り歯」という名前もついています。

<犬歯の特徴>

犬歯は、他の歯に比べて根が太く深く、頑丈な歯です。
また、上顎の犬歯は、人間の歯の中で最長の長さを持っています。

老化に伴って歯を失った場合でも、最後まで生えていることが多く、一番寿命の長い歯とも言われています。

また、男女での性差が大きい歯としても知られているそうです。
個人差はありますが、平均的には男性の方が女性よりも大きく、鋭くなっていると言われています。

人間の場合、この歯が生えてくる時期が他の歯より遅いため、生えてくる場所が残っていないことがあり、正しくない場所に生えてしまうことがあります。
この状態の歯を、「八重歯」というそうです。

<犬歯の役割>

犬歯は、顎の動きをアプローチするために、とても大切な歯です。
そのことから、英語では「Kee teeth」などと呼ばれることもあるそうです。

歯を動かすと、それぞれの歯が顎の動きにともなって横に擦り合わされます。
その際に、極端に強く擦り合わさらないように、その力を引き受けてくれるのが上下の顎にある犬歯の役割です。
そのために、犬歯は頑丈かつ、長く太い作りになっているのです。

もし、何らかの理由で犬歯を失ってしまうと、このような役割をする歯が無くなってしまい、顎の運動に影響が出てしまいます。
また、噛み合わせの位置が狂ってしまうため、左右の顎の動きのバランスもおかしくなってしまうことがあります。

もし、犬歯を失うようなことになったら、歯医者さんの治療を必ず受けるようにしましょう。

矯正治療中の食べ物について

歯に装置を付けて、歯列を調整していく矯正治療。
その治療中は、少しだけ食べ物や食べ方に注意をしてあげましょう。

ここでは、矯正治療中の食べ物について、気をつけたいことや食べ方のポイントについてご紹介していきます。

<硬い食べ物編>

硬い食べ物は、装置が外れる原因にもなります。

例えばおせんべいや氷を勢い良く食べたりり、リンゴなどの果物を丸かじりしてしまうと、その衝撃で装置が外れてしまうことがあります。
食べる際は、小さく切って、奥歯で噛むようにしましょう。

また、上記の例以外にも、以下の食べ物や食べ方には気をつけましょう。

・飴やドロップを噛む → 舌の上や口内で舐めるようにしましょう。
・ハードタイプのパンや、漬物を齧る → 小さく切って奥歯で噛みましょう
・スルメなど、歯ごたえのあるものを噛む → 小さく切ってから、奥歯で食べましょう。

<繊維を多く含む・ぽろぽろした物編>

ほうれん草のように繊維質を多く含んだり、挽肉などのように小粒でぽろぽろと溢れるものは、装置の間に挟まったり、引っかかってしまうことがあります。

食事後はしっかりうがいを行い、装置が汚れていないかを確認するようにしましょう。

<甘い物編>

甘い食べ物は、ショ糖を多く含んでいる場合があり、そのため虫歯を引き起こす原因になりやすいです。

キャラメルや餅、キャンディーなどの粘度の高いものは、装置や歯にくっつきやすく、更に虫歯の原因となりやすいとされています。

おやつなどで甘い物を摂る場合は、出来るだけキシリトールを使用したものを使うと良いでしょう。

<矯正装置が痛む時には>

矯正装置のワイヤーなどが痛む時には、噛まなくても食べられるものを摂るようにしましょう。
例えば、おかゆや柔らかく茹でたうどん、豆腐、ポタージュスープなどです。

必須栄養素が極端に偏らないよう、良く煮込んだり、ミキサーやマッシャーで潰すなど、食事形態を工夫してみましょう。

日本で最初の歯医者さん

日本国内で、一番最初に「歯医者」さんとなったのは、小幡英之介という人です。

小幡英之介は、江戸時代のおわりに大分県中津殿町に生まれた人物です。

元は軍学者の家系の長男でしたが、成人後に上京し、当時の横浜で歯科医を開業していた、アメリカ人のエリオット医師に支持しました。

その後、明治政府によって定められた医術開業試験に合格し、「歯科」専門の医師となりました。

当時、「歯科」専門の医師は日本人におらず、小幡英之介が第一号の歯科医として認められました。

それは、明治政府が公布していた「医制」という法律内に、「歯科」という名称がなかったからです。
今現在の歯科医に最も近い科としては、「産科・眼科・整骨科及び口中科」というように、一専門医としてはかろうじて、「口中医」があるだけでした。

それはつまり、当時の医制では歯科医も医師も同じ、というように扱われていたことを表します。
2つの職種の間に区別はなく、歯医者はあくまで口中専門の「医師」だったそうです。
これを医歯一元制と言います。

そもそも、江戸時代後期から明治時代はじめの日本の歯科医療従事者として、口中医と呼ばれる人たちがいたと考えられています。

また、他にも入れ歯職人や、歯抜き専門の歯抜き師、歯の薬や抜歯をなりわいとしていた商人もいたようです。

しかし時代が変わり、医者として国家登録を義務付けられるようになってから、初めて「歯科医」として小幡英之介が登場しました。

彼は、開業試験を主催していた東京医学校に「歯科」での受験を申し入れ、第一号の合格者となりました。

電動歯ブラシで歯を磨こう

歯を健康に、清潔に保つためには、毎日のセルフケアがとても大事です。
もちろん、定期的に歯医者さんのもとで検診をしてもらうことも必要ですが、日々のお手入れとして、歯磨きを欠かさずすることは、虫歯や歯周病の防止にとても役立ちます。

今回は、お家での歯磨きをよりサポートしてくれる電動歯ブラシについて、そのはたらきや使い方のポイントをお伝えしていきます。

電動歯ブラシは、振動や、製品によっては回転などの機能を備え、歯に付着した汚れや着色を掃除してくれる道具です。

最近は色々な種類の電動歯ブラシが製品化され、より高速振動数を高めた、超音波歯ブラシという商品もあります。
こちらの歯ブラシは、歯へプラークが付着する力を弱め、製品によっては、歯周組織の回復も望むことができるそうです。

電動ハブラシを使う際の、主なポイントは次の2つです。

・ブラシの毛先を歯と歯肉の境目に当てる。
・一本の歯につき、3~5秒程ブラシを当てる。

電動歯ブラシを力を入れて長時間使い続けると、歯や歯肉を傷つけてしまう可能性があるため、鉛筆持ちの力で歯を磨きましょう。

また、電動歯ブラシは、普通の歯ブラシに比べて歯を磨く力が優れていますが、歯の間や、隣の歯との接面の掃除にはあまり向かないとされています。
そのため、より歯磨きの効果を高めるには、歯間ブラシやデンタルフロスなどの併用をおすすめします。

歯磨きは、自分の歯の状態を確認するためにも、大切にしたい習慣です。
日々のケアで少しでも異常や不安を感じたら、歯医者さんに相談してみましょう。

試しに審美歯科に行ってみると、こんないいことが!

少し前から金属アレルギーのことを気にして、審美歯科へ足を踏み入れたという方も少なくありません。
審美歯科では、審美の観点から優れたかぶせ物をすることができるだけではなく、金属アレルギーと無縁の安心できる素材をお口の中に入れることができます。
一般的にいまでも金属によるかぶせ物が選ばれている理由として、ただ単に保険適用を受けることができる治療だからと言うことが挙げられます。
さらに、歯科医を全面的に信頼して、「金属アレルギーのことが話題になっているくらいだから、私にかぶせる物は大丈夫だろう」と安心してしまうこともあります。
しかし、保険治療では金属アレルギーを引き起こす可能性のある物がまだまだ使用されています。
保険治療にばかり目を向けていると、当座は得をした気分になるとしても、その代償が大きくなることがあります。
見た目が損なわれる、最良の治療とは言えないなど、審美歯科での治療に比べると見劣りするケースがあります。
物は試しに審美歯科へ相談に行ったところ、自分の歯のような自然さを作り出すことのできるセラミックなどに感動を覚える方も多くいます。
ときどき美容外科の歯科版のように考えられることもある審美歯科ですが、本当に健康的な生活を送るため、大いに活用しましょう。

本当に価値のある美しい口元を手に入れるには

口元の印象は人を特徴づけてしまうことがあります。
キレイな口元は相手に良い印象を与えます。

どうしても健康保険の適用範囲での歯科治療にこだわっていくと、
口元の美しさという点がおざなりにされてしまいかねません。
それもそのはずで、基本的に健康保険には「美しさ」へのこだわり対しては適用がないからです。
審美の観点からすれば、健康保険にこだわるよりも納得のいく美しさを実現させるために
価値のある治療を選択したほうがはるかに効果的です。

たとえば、できるなら銀歯をなくしたいと思っていても、
保険治療にこだわることと銀歯をなくすことは両立できません。
美しい歯に意識を集中することができれば、審美歯科でセラミックのかぶせ物を入れることができます。

もちろんその分だけ費用がかかりますが、口元に自信をもって健康的な笑顔で毎日を送ることに、
どれだけの価値を見いだすことができるか。
そのようなことを考えてみたときに、必要な費用であると判断をされる方は多いのです。

たとえばオールセラミッククラウンを使用すれば、見た目は自分の歯と変わらないほどの仕上がりで、
しかも美しい色合いを出すことができます。
年月の経過による色の劣化もなく、安心して使用し続けることができます。
白くて健康的な歯で生活することは、心身ともに良い影響を与えます。

このような治療を受けるためには、まず保険の適用を受けられるかどうかという観点での判断をやめて、
自分にとって本当に価値があるかどうかの判断が大切になってきます。

痛くない治療がいい!ちくっとしない優しい麻酔って?

虫歯の治療は痛いもの...虫歯が神経まで達していた場合には、
通常の治療では痛みによる負担が大きくそのままでの治療はお勧めできません。
そのため通常は麻酔を注射してから治療するものですが、その麻酔注射というのも、
これまた虫歯に負けず劣らず痛いものなんです。
経験したことがある方ならわかると思いますが、
虫歯を治すためとはいえあまり経験したくない痛みだと思います。
でも、虫歯の治療を麻酔なしでというわけにはいきませんし、
今まで痛みを我慢してきた方も多いはずです。

ですが最近ではそんな麻酔事情も変わってきており、
なんと"あまり痛くない麻酔"の方法ができたんです。
当院では痛みの少ない麻酔処置を行っており、
患者さんの負担をなるべく減らした治療を心がけています。
ではどのようにして痛みを減らしているのかと言いますと、
まず、注射する部位にあらかじめ麻酔の塗布を行います。
これにより注射針が刺さっても痛みがあまり感じられなくなります。
そして麻酔注射の針ですが、一番細い針を使用していますので、
これだけでもかなりの痛み軽減が見込まれています。
また、麻酔の注入にも注意を払っており、
ゆっくりと時間をかけて行うことで痛みを抑えて麻酔をすることができるんです。

これらの方法を導入することで、痛みをあまり感じることなく
麻酔をかけることができるようになりました。
これにより小さなお子様でも安心して麻酔をかけられますし、
麻酔にあまり良い印象のなかった方にも安心して治療を受けていただけるのではないでしょうか。
まずはご相談ください。

歯医者は昔と今とじゃちょっとだけ違う?

現在では歯科医院の方針は昔とは少し変わってきていて、どちらかというと予防や、
虫歯などに犯されていない健康な歯を守るような方向の治療に力を入れるようになってきています。
定期的な検診は昔から推奨されてきましたが、近年ではさらにそれらに力を入れており、
いつまでも自分自身の歯を残しておくために虫歯や歯周病といった疾患の治療も、
できる限りもとの歯を残すようにして安易に削ったり抜歯しないようになっているんです。

他にも、現在では患者さんの不快感やおっくうに感じていた処置にも対策が採られて、
特に麻酔に至っては昔と比べて本当に痛みが軽減されてきています。
痛みを抑えるための注射がかえって痛いということもあって、
大人でも憂鬱(ゆううつ)に感じてしまっていた人は多いはずです。
現在では痛みを抑えた麻酔をすることもできるようになっており、
歯科医院によっては笑気麻酔を行うこともできるため、
子どもでも安心して治療を受けられるような体勢ができてきています。
歯をなるべく大切にしていくためには歯医者での治療や健診は必要なことですし、
歯医者に嫌悪感を抱かせないためにもこういった"対策"は今後も続けて行かなくてはいけないことでしょう。

歯は普通にしていてもどんどん摩耗していくもので、
虫歯や歯周病にかかればその速度はどんどん加速して行ってしまいます。
永久歯は失くしてしまえばもう二度と生えてこないものですので、大切にしていかなくてはいけません。
いくつになっても食事を楽しむためにも、今からでも健診を定期的に行って予防を心がけていきたいですね。

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